ピンクの中でも特に肌なじみがよく使いやすいサーモンピンクは、絵画だけでなくネイルやファッションでも人気がありますよね。
鮮やかすぎず、穏やかで温かみがあり、愛らしさを表現できるため、多くの人に愛されています。
しかし、少ない色数の絵の具セットにはサーモンピンクが入っていないことが多いんです。
そんな時に、身近な色を使ってサーモンピンクを作ることができれば便利ですよね。
この記事では、そんなサーモンピンクの作り方について紹介していきます。
サーモンピンクを作る方法
サーモンピンクを作る方法には、以下の5つのバリエーションがあります。
- ピンクとオレンジを混ぜる
- ピンクと黄色を混ぜる
- 赤と白を混ぜる
- 赤、白、黄色を混ぜる
- 白とオレンジを混ぜる
それでは、これらの方法を詳しく見ていきましょう。
ピンクとオレンジを混ぜる
サーモンピンクは、ピンクとオレンジを使って簡単に作れます。
比率はピンク3:オレンジ2が基本です。
ピンクを多めにするとかわいらしい色になります。
ピンクに少しずつオレンジを混ぜていく方法がやりやすいですよ。
絵の具は多くの色を混ぜると濁ってしまうことがあるため、2色だけで作るこの方法はシンプルで成功しやすいと言えます。
注意点として、使う前に筆をよく洗い、以前使った色をしっかり落としておくことが重要です。
筆に色が残っていると、きれいなサーモンピンクがくすんでしまいます。
ピンクと黄色を混ぜる
サーモンピンクは、ピンクと黄色を使っても作れるんですよ!
比率はピンク2:黄色1が目安です。
ピンクを多めに使うことで、名前にふさわしいピンク寄りのサーモンピンクになります。
まずピンクをパレットに出し、そこに少しずつ黄色を混ぜていくと、きれいなサーモンピンクが作りやすいです。
朱色と白を混ぜる
サーモンピンクは、朱色と白を混ぜることでも作れます。
比率は朱色3:白1です。
朱色は、赤みの強いオレンジ色。
朱色には赤と黄色が含まれているため、黄みがかったピンクであるサーモンピンクを作るのに適しています。
赤、白、黄色を混ぜる
サーモンピンクは、赤、白、黄色を混ぜて作ることも可能です。
比率は赤3:白1:黄色2が目安。
まず、赤と白を混ぜてベースとなるピンクを作ります。
白を多く加えると淡い色になりますが、加えすぎると鮮やかさが失われてしまうんです。
しかし、そのくすんだ色がかわいらしい印象を与えることもあります。
白は無彩色ですが、加えすぎると他の色の鮮やかさを消してしまうので、注意して少しずつ混ぜるのがポイントです。
理想の色に近づけるため、慎重に調整しましょう。
次に、黄色を少しずつ加えていきます。
黄色は一度に多く混ぜると色が急激に変わり、イメージ通りのサーモンピンクにならないことがあるんです。
少しずつ様子を見ながら加えるのがコツですよ。
白とオレンジを混ぜる
サーモンピンクは、白とオレンジを使って作ることもできます。
比率は白3:オレンジ1。
ペールオレンジに近い色で、かつて肌色として広く知られていました。
この方法では、黄色味の強いサーモンピンクができますね。
サーモンピンクには本当にさまざまな作り方があるんですよ。
サーモンピンクはこうした場面で活用されます
サーモンピンクは、多く使えば火照った印象を演出し、絵が活き活きと見えます。
また、自然の風景やお花を描く際にも便利です。
黄色みがあるため、黄緑などとも相性が良く、葉の色を自然に表現するのに適しています。
サーモンピンクとコーラルピンクの違いは何ですか?
サーモンピンクとコーラルピンクは、どちらも黄みがかった優しいピンクで人気です。
2色の違いは言葉にしにくいと感じることがありませんか?
具体的に説明すると、コーラルピンクはピンクの割合が多く、青みが強めの色合いです。
一方、サーモンピンクは黄色みが強く、黄色寄りの色合いです。
まとめ
サーモンピンクは、赤やオレンジなど、色数の少ない絵の具セットでも作ることができる色です。
この記事ではさまざまな作り方を紹介していますので、状況に応じて選んでみてくださいね。
黄色やオレンジを多く入れて黄色寄りにしたり、赤やピンクを多く混ぜて赤みを強調したり、白を多くして淡くすることもできます。
子どもたちが色の混ぜ合わせを学ぶときにも、サーモンピンクはかわいらしい色で取り組みやすいと思いますよ。
ぜひこの記事を参考に、あなたの好みのサーモンピンクを作ってみてくださいね。